a±b√2を根とする方程式

a±b√2を根とする方程式を作ってみよう。[br][math](x-a+b\sqrt{2})(x-a-b\sqrt{2})=x^2-2ax+a^2-2b^2[/math]・・・①[br]グラフに書くと一目瞭然だが、この時(a,±b)は何を指し示しているのだろうか?[br]その為に、y軸を[math]\sqrt{2}[/math]軸として(a,b)の座標で考えてみよう。[br]①にx+y√2を代入すると、[br][math](x^2+2y^2-2ax+a^2-2b^2)+2(xy-ay)\sqrt{2}[/math][br]これを[br][math]x^2+2y^2-2ax+a^2-2b^2=0[/math]・・・(1)[br]と、√2の係数部分に分けて[br][math]xy-ay=0[/math]・・・(2)[br]グラフに書き込むと、新しい座標(a,b)では、√2でない部分(1)が青の点線のグラフ(楕円)となり、[br]√2の係数(2)が水色(直線)となる。[br]こちらのグラフだとAとBやCとDが共役根であることがよくわかり、体の拡大へとつながってゆく。

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