極線から極を求める(メネラウスの定理)

極線EDを先に引いて、メネラウスの定理によりC’を求め、そこから三角形の極を求めることができる。内接楕円も作図できる。
定理とその逆と作図の順番と可動の点
定理とその逆は作図の順番と可動の点によって示される。[br]図は同じでも、可動する点が異なると作図の順番が全く異なる。[br]これは作図そのものが証明でもあることを示している。[br]だから作図ナビゲーションは証明と同じことなのだ。[br][br]念のための証明[br]各辺において、[math]\frac{BG}{GC}\cdot\frac{CD}{DB}=1[/math] [math]\frac{BH}{HA}\cdot\frac{AE}{EB}=1[/math] [math]\frac{CC'}{C'A}\cdot\frac{AF}{FC}=1[/math] が成り立ち、[br]これを上図右の式に当てはめて簡単にして、チェバの定理を使えば、[br]上の式は1となり、メネラウスの定理により、FEDは一直線上にあることが証明できる。

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