グラフの左にあるa,p,qそれぞれのバーを操作することで、値を決めることができます。[br]例:[math]y=-\left(x+2\right)^2-3[/math] のグラフを見たければ、[math]a=-1, p=-2, q=-3[/math]と設定しましょう。
①aの値はグラフが上に凸か下に凸かを決めるだろう。[br] a>0であれば上に凸のグラフ、a<0であれば下に凸のグラフとなる。[br] 更に、a=0であれば、直線 [math]y=q[/math] となることもわかる。[br]②pの値はx軸方向への平行移動を表している。また、軸も同様に平行移動することから、[br] 軸を直線 [math]y=p[/math] と表すことができる。[br]③qの値はy軸方向への平行移動を表している。[br][br]以上のことをまとめると [math]y=a\left(x-p\right)^2+q[/math] のグラフは [math]y=ax^2[/math] のグラフを、x軸方向へpだけ平行移動し、y軸方向へqだけ平行移動したグラフであり、軸は直線 [math]y=p[/math]、頂点は点[math]\left(p,q\right)[/math] である。[br]