直極点
△ABCの頂点からDEに垂線を下し、その足から対辺にまた垂線を下せば、その3直線はまた一点に会する。この点を直線DEの直極点と言う。 Newberg 1875[br][br]点Iを右クリックして残像を選んで、Eを回転させてみよう。
DEを辺に重ねると、直極点は垂心になる。垂心を一般化したもの。Trianglecenter(A,B,C,3)=外心を作図し、Dを外心に重ねてEを回転させると、直極点は( )を描く。
証明
この定理は、「シュタイナーの垂線が一点で交わる条件」を使えば証明できる。
証明(幾何学大辞典より)
九点円とOIの直極点
直極点と九点円の間には深いつながりがある。外心と内心を結んだ直線の直極点Kはフォイエルバッハ点と一致する。
垂心を通る直線の直極点の軌跡
楕円を描く。Hはその中心ではないだろうか?⇒間違いない。
気がついたこと
(1) 垂心を通る直線=シュタイナー線[br](2) 垂心は楕円の中心
外接円の接線の直極点の軌跡
これはこの三角形のデルトイドそのものになる。シムソン線の包絡線⇔外接円の接線の直極点
シムソン線
△ABCの外接円周上の任意の一点から各辺に下した垂線の足は一直線上にある。[br]この直線をシムソン線という。[br](1799Wallace)
9点円との関係
シムソン線とDIを結んだ線の交点は、シムソン線の中点であって、しかもその軌跡は9点円となる。