スターリング数の2タイプ

1.集合分割の数
[b]このワークシートは[url=https://www.geogebra.org/m/twxxx3yq]Math by Code[/url]の一部です。[br][/b][br]n個の要素を重複なくk組に分割する数が[b]第2種のスターリング数[/b]。[br][br][b][size=150]<特別な場合を考えよう>[br][/size][/b][br]いきなり一般的に考えると難しそうですが、[br]極端なパターンでは公式がすぐにできますよ。[br][br]たとえば、S2(n,k)とかくとしたら、S2(4,3)=6です。[br]U={a,b,c,d}を3つに分けるとき、4=2+1+1なので、4C2=6から計算できるからです。[br]4個の要素から2個選ぶと、3組の残り2組は自動的に決まりすね。[br]一般化しよう。[br][br][b][color=#0000ff][size=200]S2(n,n-1)=nC2[br][/size][/color][/b][br]要素数よりも1個少ない部分集合に分割するには1個だけ、2個組にすればいいね。[br]その2個組の要素を決めてしまえば、残りは1個ずつだから決まる。[br]だから、nC2と同じになる。[br][br]またもっと、簡単な法則がいくつもある。[br][b][size=150]S2(n,n)=1[/size][br][/b]これは、n=kのときだから、個数と組数が同じなら、1個で1組なので1通りが自動的に決まるからね。[br][br][size=150][b]S2(n,nより大)=0[/b][br][/size]組数が個数を超えることは不可能だから、0通りだね。[br][br][b][size=150]S2(n,1)=1[br][/size][/b]これも極端だ。ちょうど1組作るということは、1通りしかないね。[br][br][b][size=150]<1つ手前から規則性をみつける>[br][/size][/b]n個のk組ができる前のn-1個のときから始めよう。1個の追加をどうするかを考えてみよう。[br]n-1個でk組になっていたら、組数を維持するためにどこかの組にいれるから、k通り選べる。[br]n-1個でk-1組になっていたら、組数をふやすために、1個で単独組にするから、1倍になる。[br]ということは、[br][br][color=#0000ff][b][size=200]S2(n,k)= S2(n-1,k-1)+S2(n-1,k) * k[br][/size][/b][/color][br]という漸化式になるね。[br][br][color=#9900ff][b][u][size=150]質問:第2種のスターリング数S2(n,k)をもとめるコードはどうしたら作れますか。[br][/size][/u][/b][/color][br]特別なケースをif文で返し、一般の場合だけ漸化式を使う、再帰関数を作ろう。[br][br][IN]Python[br]#===============================[br]def S2(n,k):[br] if n < k :[br] return 0[br] elif n == k:[br] return 1[br] else:[br] if k==1:[br] return 1[br] if n == k + 1:[br] return n*(n-1)//2[br] else:[br] return S2(n-1,k-1) + k * S2(n-1,k)[br][br]print("n\\k",end="")[br]for j in range(1,11):[br] res = "{:>6}".format(j)[br] print(res, end=",")[br]print(res, "{:>6}".format("B(n)"),end="")[br]print()[br]for i in range(1,12):[br] print("{:>2}".format(i),end=":")[br] bell=0[br] for j in range(1,12):[br] ans = S2(i,j)[br] bell += ans[br] res = "{:>6}".format(ans)[br] print(res, end=",")[br] print("{:>6}".format(bell))[br] print()[br]#===================================[br][OUT][br]n\k 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 10 B(n)[br] 1: 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 1[br][br] 2: 1, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 2[br][br] 3: 1, 3, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 5[br][br] 4: 1, 7, 6, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 15[br][br] 5: 1, 15, 25, 10, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 52[br][br] 6: 1, 31, 90, 65, 15, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 203[br][br] 7: 1, 63, 301, 350, 140, 21, 1, 0, 0, 0, 0, 877[br][br] 8: 1, 127, 966, 1701, 1050, 266, 28, 1, 0, 0, 0, 4140[br][br] 9: 1, 255, 3025, 7770, 6951, 2646, 462, 36, 1, 0, 0, 21147[br][br]10: 1, 511, 9330, 34105, 42525, 22827, 5880, 750, 45, 1, 0,115975[br][br]11: 1, 1023, 28501,145750,246730,179487, 63987, 11880, 1155, 55, 1,678570[br][br]ちなみに、この表の各行はn個の要素のあらゆる分割方法をならべてあるから、これの合計してみた。[br][b]これは、n個の要素を組数を指定しない分割数になるね。[color=#0000ff]n個の分割総数はベル数B(n)[/color][/b]と言われる。
第2種スターリング数の一般項
ここまでは、極端な場合や隣接するつながりを考えて動的に考えてきたね。[br][br]では、静的に考えて一般化できないだろうか。[br][br]そもそも、k個の組の順序を問わないことで難しくなってしまっているともいえる。[br]だから、k個を番号のついた箱のように考えて、区別をつけて調べることにしよう。[br][br]言い換えると[b]n人の男の集合Nから、k人の女の集合Kへの全射の数[/b]を考えてみる。[br][br]・Nの男がKの女を自由に選べば、n人のどの男もk通り選べるので、[b][color=#0000ff]k[sup]n[/sup]通りの写像[/color][/b]があるね。[br] 全射の数を出すにはどうしたらよいでしょう?[br] 写像の集合から、男に選ばれない女の数がいるものを取り除けばよいね。[br][br]・[b]PIE(包除原理)[/b]を思い出そう。[br] PIEは、どれかに入ることの否定の求め方だった。[br][b] オアの否定の個数は、全体からアンドする要素が増えるごとにー+を交互にひいて求めることだった。[br] 全射の写像数=全体写像数ー(女子のだれかが選ばれない)[br] =全体写像数ー(1人あぶれ写像)+(2人あぶれ写像)ー(3人あぶれ写像)+…[br] のようになるはずだ。[br][/b] [br] k人の女子をf1,f2,.....fkとする。[br] f1があぶれるのは男がf1以外から選ぶ(k-1)[sup]n[/sup]通りある。1人の女子はkC1あるから、[br] 1人は選ばれない写像数はkC1(k-1)[sup]n[/sup]。[br] 女子1人fiが選ばれない写像をF1 , 女子3人fi,fj,fkが選ばれない写像をF3のようにかき、[br] 写像の個数を| |でかこむと次のようなきれいな式ができる。[br] |F1|=kC1(k-1)[sup]n[/sup]。|F2|=kC2(k-2)[sup]n[/sup]。・・・|Fi|=kCi(k-i)[sup]n[/sup]・・・・|Fk|=kCk(k-k)[sup]n[/sup]。[br][br] だから、全射の写像数=k[b][sup]n [/sup][/b]- kC1(k-1)[sup]n [/sup]+ kC2(k-2)[sup]n ....[/sup]+(-1)[sup]n[/sup]kCk(k-k)[sup]n[/sup] [br] この全射は、k人の女を区別しているから、この区別をk!で割ってキャンセルすればよい。[br] そうすると、同じ数になった女は区別できないので、この数は第2種のスターリング数になるでしょう。[br][b][color=#0000ff] S2(n,k)=1/k! [/color][/b][b][color=#0000ff](k[sup]n [/sup]- kC1(k-1)[sup]n [/sup]+ kC2(k-2)[sup]n ....[/sup]+(-1)[sup]n[/sup]kCk(k-k)[sup]n[/sup] )[br][/color][/b][br][color=#9900ff][b][u][size=150]質問:第2種のスターリング数の一般項をもとめるにはどうしたらいいですか。[br][/size][/u][/b][/color][br]コードを作って計算して確かめることもできるね。[br][br][b][size=150]<数式処理(CAS)はすばらしい>[br][/size][/b][br]上のアプリのように[br][b][color=#0000ff][size=150][size=200]geobebraの数式処理(CAS)[/size][br][/size][/color][/b]に数式をほぼそのまま入れる方法もあるね。[br][br][color=#0000ff]PIEのx番目の項に符号を交互につけて(-1)[sup]x[/sup] nCr(k,x) (k-x)[sup]n [/sup][br]をΣ計算しよう。[br]x=1からkまで変化させたSumなので、[b]sum((-1)[sup]x[/sup] nCr(k,x) (k-x)[sup]n[/sup], x, 1, k)[/b]を全写像k[sup]n[/sup]にたして、[br][b]k!つまり、nPr(k,k)[/b]で割ると、公式[b]S(n,k)[/b]が作れるね。[br][br]n=4, k=2に値を入れて求めるには、S(n,k)の行を選んで、メニューアイコン[icon]/images/ggb/toolbar/mode_substitute.png[/icon] を選び、[br]左側のx, n, kに対して、nの右ワクに4, kの右ワクに2を入れるとsubstitute; のあとに計算結果が表示される。通常の数式のメニューでは、行の削除は削除ですが、数式処理では行の消去を選びます。[br][br]慣れるとかなり便利になると思います。[br]すばらしいです。[br][/color][br]pythonのmathパッケージで階乗計算ができるから、それから組み合わせを求められるね。[br][br]#S2(n,k)=1/k! (k^n - kC1(k-1)^n + kC2(k-2)^n ....+(-1)^nkCk(k-k)^n )[br]from math import factorial[br][b]def combi(n, r):[br] return factorial(n) // (factorial(n - r) * factorial(r))[br][/b]def S2gene(n,k):[br] if n < k :[br] return ""[br] else:[b][color=#0000ff][br] return (k**n + sum([(-1)**x * combi(k,x) * (k-x)**n for x in range(1,k+1)]))//factorial(k)[/color][/b][br][br]print("n\\k",end="")[br]for j in range(1,12):[br] res = "{:>6}".format(j)[br] print(res, end=",")[br]print()[br]for i in range(1,12):[br] print("{:>2}".format(i),end=":")[br] for j in range(1,12):[br] res = "{:>6}".format(S2gene(i,j))[br] print(res, end=",")[br] print()[br]#==================================[br][OUT][br]n\k 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11,[br] 1: 1, , , , , , , , , , ,[br] 2: 1, 1, , , , , , , , , ,[br] 3: 1, 3, 1, , , , , , , , ,[br] 4: 1, 7, 6, 1, , , , , , , ,[br] 5: 1, 15, 25, 10, 1, , , , , , ,[br] 6: 1, 31, 90, 65, 15, 1, , , , , ,[br] 7: 1, 63, 301, 350, 140, 21, 1, , , , ,[br] 8: 1, 127, 966, 1701, 1050, 266, 28, 1, , , ,[br] 9: 1, 255, 3025, 7770, 6951, 2646, 462, 36, 1, , ,[br]10: 1, 511, 9330, 34105, 42525, 22827, 5880, 750, 45, 1, ,[br]11: 1, 1023, 28501,145750,246730,179487, 63987, 11880, 1155, 55, 1,[br][br][br]
2.置換を巡回置換に分解する数
要素を順番をつけて並べたものや並べ方の数を順列といいました。[br]要素の順番を入れ替えるのを操作としてとらえることを置換といいます。[br]とくに要素を順送りで入れ替える、サイクルで入れ替えることを巡回置換といいます。[br]巡回置換は3つ以上だとわかりやすいのですが、[br]2つの交換、互換も、1つを自分と入れ替える?ことも特別に[b]巡回置換[/b]と言ってしまいましょう。[br][br][color=#9900ff][b][u][size=150]質問:そう決めたときに、要素数Nの巡回置換の数はいくつあるかを考えてみましょう。[br][/size][/u][/b][/color][br]1要素でも、2要素でも1通りです。[br]3要素ならば、1番の行き先が2番になるか、3番になるかで2通りありますね。[br]4要素ならば、1番の行き先は残り4−1=3つの番号のどれかです。[br]その行き先の行き先は残りの4−2=2つの番号のどれかです。最後の行き先は自動で決まります。[br]だから、3×2×1になりますね。[br]もうおわかりのように、[br][b][color=#0000ff][size=150]N個の巡回置換C(N)=(N-1)![br][/size][/color][/b]になるのです。[br][br]
さて、これを準備として、第1種のスターリング数を決めます。[br][br]第2種はN個を[b]K組にわける[/b]数でした。[br]第1種はN個を[b]K組の巡回置換にわける[/b]数です。[br][br]だから、ただ分けるのでなく、組の中の巡回の仕方まで入ってくるのですね。[br][br][b][size=150]<第2種を利用して第1種も考えてみよう>[br][/size][/b][br]第2種では、極端な場合と漸化式からしくみをとらえました。[br]第1種でもそうしてみよう。[br][b]第1種のスターリング数をS1(n,k)とします。[br][/b][b][size=200][size=100]S2(n,n-1)=nC2でした。この分け方では、1組だけ2個で、あとは1個です。どの組の巡回置換も1です。[br][/size][/size][/b]だから、[b]S1(n,n-1)=nC2[br][/b][br][b][size=150]S2(n,n)=1でした。1個ずつにしたら巡回置換はみな1です。[/size][br][/b][b][size=150]S1(n,n)=1。[/size][/b][br][size=150][b]S2(n,nより大)=0これはS1でも同じです。[/b][/size][br][b][size=150]S2(n,1)=1。[b][size=150]これはn個のかたまりを1つの巡回置換にしますから、C(n)と同じですね。[br][/size][color=#0000ff]S1(n,1)=C(n)です。[br][/color][/b][/size][/b][br]いよいよ、n個のk組ができる前のn-1個のときから始めよう。1個の追加をどうするかを考えてみよう。[br][br]・n-1個でk組になっていたら、組数を維持するためにどこかの組にいれるから、k通り選べるけど、行き先のサイズで巡回置換が変わってしまうような気がします。冷静に考えるとそうではなく、追加した1個の行き先は追加前のn-1個のどれかになるだけです。それ以外の行き先の[u]数に[/u]変化はありません。[br][br]・n-1個でk-1組になっていたら、組数をふやすために、1個で単独組にするから、1倍になる。[br]ということは、[br][br][color=#0000ff][b][size=200]S2(n,k)= S2(n-1,k-1)+S2(n-1,k) * [u](n-1)[/u][br][/size][/b][/color][br]という漸化式になるね。[br][br][color=#9900ff][b][u][size=150]質問:これらの規則を利用して、第1種のスターリング数S1(n,k)をもとめるコードはどうしたら作れますか。[/size][/u][/b][/color]
from functools import cache[br]from math import factorial[br]@cache[br]def C(n):[br] return factorial(n-1)[br][b]def S1(n,k):[br] if n < k :[br] return 0[br] elif n == k:[br] return 1[br] else:[br] if k==1:[br] return C(n)[br] if n == k + 1:[br] return n*(n-1)//2[br] else:[br] return S1(n-1,k-1) + (n-1) * S1(n-1,k)[br][/b][br]print("n\\k",end="")[br]for j in range(1,11):[br] res = "{:>6}".format(j)[br] print(res, end=",")[br]print()[br]for i in range(1,8):[br] print("{:>2}".format(i),end=":")[br] for j in range(1,11):[br] res = "{:>6}".format(S1(i,j))[br] print(res, end=",")[br] print()[br]n\k 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10,[br] 1: 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0,[br] 2: 1, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0,[br] 3: 2, 3, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0,[br] 4: 6, 11, 6, 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0,[br] 5: 24, 50, 35, 10, 1, 0, 0, 0, 0, 0,[br] 6: 120, 274, 225, 85, 15, 1, 0, 0, 0, 0,[br] 7: 720, 1764, 1624, 735, 175, 21, 1, 0, 0, 0,
3.スターリング数の見える化
スターリング数は[br]組み合わせ論としてはおもしろいテーマだけど、[br]数字だけでは、意味を忘れてしまいかねない。[br]意味を見える化すると、イメージがはっきりするね。[br][color=#9900ff][u][b][size=150][br]質問:第2種スターリング数を視覚化するにはどうしたらよいですか。[br][/size][/b][/u][/color][br]スターリング数は集合を分割する数だった。[br]どう分割しているかがわかるように、n個の集合としては、1からnまでの数を文字にする。[br]k個の組にしては、分割した文字列をリストにしたものを1組としてしよう。[br]すると、k組というのはリストがk個あつまったもの、リストのリストを作ってみよう。[br][br]nを入力すると、1からnまでの数を文字にしたn要素のリストを作ろう。[br]それが、 [br][b]source = list(map(lambda x:str(x),list(range(1,n+1))))[br][/b]でできる。[br]見慣れないと意味不明な感じですが、関数の入れ子として内側から外側へと、[br]合成関数のように読み取りましょう。[br][br]やっていることは単純。[br]・range(1,n+1)は1以上n以下の範囲で、list()でかこんでリストにする。[br]・それをラムダを使って、各要素xをstr(x)で数値を数字に写像mapしたものをlistにしてます。[br]・結果はsource=['1','2',.....,'n']です。[br][br]そのあとのnとkの関係性による。変形は再帰関数の手法を使って考えましょう。[br]1個に決まる場合は[[ 1つの文字列]]、n個にバラける場合はsourceそのものだけを1個入れたリストを返します。[br]k=n-1の場合は、n個の要素から2個選ぶitertoolsパッケージを利用します。[br]漸化式はnもkも1たりないリストのときは、孤独のリスト[str(n)]をくっつけましょう。[br] nだけ足りないときは、リストのなかのリストをとりだし、その中の各要素から選んだものに[str(n)]を[br]まぜればいいね。[br]ただし、要素から取り出すときはリストを集合にして引き算をして、リストに戻して、加工したものを[br]くっつけましょう。[br]#[IN]Python================================[br]from itertools import combinations as combi[br]def S2V(n,k):[br] res = [][br] source = list(map(lambda x:str(x),list(range(1,n+1))))[br] if n < k :[br] return [[]][br] elif n == k:[br] return [source][br] else:[br] if k==1:[br] return [["".join(source)]][br] if n == k + 1:[br] for items in combi(source,2):[br] x,y = items[br] pair= x+y[br] [b] left = sorted(list(set(source) - set(items)))[br][/b] res.append([pair] + left)[br] return res[br] else:[br] for itemA in S2V(n-1,k-1):[br] res.append(itemA + [str(n)])[br] for itemB in S2V(n-1,k):[br] for arry in itemB:[br] withn = arry + str(n)[br] [b] left = sorted(list(set(itemB)- set([arry]))) #set()が文字列を分解しないようにset([])とする[/b][br] res.append([withn] + left)[br] return res[br]def printS2(n,k):[br] msg = f"S2({n},{k})->"[br] print(msg)[br] print(S2V(n,k))[br] return True[br][br]print("第2種スターリング数の見える化")[br]for i in range(3,5):[br] for j in range(1,i+1):[br] printS2(i,j)[br]#===================[br][b][OUT][br]第2種スターリング数の見える化[br]S2(3,1)->[br][['123']][br]S2(3,2)->[br][['12', '3'], ['13', '2'], ['23', '1']][br]S2(3,3)->[br][['1', '2', '3']][br]S2(4,1)->[br][['1234']][br]S2(4,2)->[br][['123', '4'], ['124', '3'], ['34', '12'], ['134', '2'], ['24', '13'], ['234', '1'], ['14', '23']][br]S2(4,3)->[br][['12', '3', '4'], ['13', '2', '4'], ['14', '2', '3'], ['23', '1', '4'], ['24', '1', '3'], ['34', '1', '2']][br]S2(4,4)->[br][['1', '2', '3', '4']][/b]
[color=#9900ff][b][u][size=150]質問:第1種スターリング数を見える化するにはどうしたらよでしょうか。[br][/size][/u][/b][/color][br]巡回置換C(n)は( )の中に巡回する数字の順に書き出す場合の数でした。[br]これを見える化するには、1を先頭にかくことにすると、2以降数字の順列を作り、[br]1のあとにくっつけましょう。それがCVs(n)です。[br]CにつけたVはビジュアル化という意味です。sはリストのリストを返す、複数という意味での[br]ネーミングです。[br][br]そのあとは、再帰的な[b][color=#0000ff]S1(n,k)の作り方にそって、S1V(n,k)のコード[/color][/b]をかこう。[br]言語の内部では、巡回置換ということは扱えないので、[br]あくまでも数字列のリストのリストとして、[br]第2種と同じようにデータをもたせておこう。[br]表示するときだけ、リストのリストの各文字列に( )をつけてプリントすればよいね。[br]#[IN]Pyhton===================================[br]#第1種スターリング数の見える化[br][b]from itertools import combinations as combi[br][/b]def [b]CVs[/b](n):[br] source = list(map(lambda x:str(x),list(range(2,n+1))))[br] res = [][br] [b][color=#0000ff] for per in perm(source,n-1):[br] per=['1'] + list(per)[br] item = "".join(per)[br] res.append([item])[br] return res[br][/color][/b][br]def [b]S1V[/b](n,k):[br] res = [][br] source = list(map(lambda x:str(x),list(range(1,n+1))))[br] if n < k :[br] return [[]][br] elif n == k:[br] [b] return [source][br][/b] else:[br] if k==1:[br] [b]return CVs(n)[/b][br] if n == k + 1:[br] for items in combi(source,2):[br] x,y = items[br] pair= x+y[br] left = sorted(list(set(source) - set(items)))[br] res.append([pair] + left)[br] return res[br] else:[br] for itemA in S1V(n-1,k-1):[br] res.append(itemA + [str(n)])[br] for itemB in S1V(n-1,k):[br] [b][color=#0000ff] for i in range(1,n): #nの行き先をi(1からn-1)にするため、iをniに置き換える。[br] for arry in itemB:[br] temp = arry[br] if str(i) in arry:[br] withn = temp.replace(str(i),str(n)+str(i)) [br] left = sorted(list(set(itemB)- set([arry]))) #set()が文字列を分解しないようにset([])とする[br] res.append([withn] + left)[br] return res[br][/color][/b]def [b]printS1(n,k)[/b]:[br] msg = f"S1({n},{k})->"[br] print(msg, end=" ")[br] [b][color=#0000ff] for items in S1V(n,k):[br] for cycle in items:[br] item = "(" + cycle + ")"[br] print(item, end="")[br] print(", ",end="")[br] print()[br][/color][/b] return True[br][br]print("第1種スターリング数の見える化")[br]for i in range(3,5):[br] for j in range(1,i+1):[br] printS1(i,j)[br]#=======================================[br][b][OUT][br]第1種スターリング数の見える化[br]S1(3,1)-> (123), (132), [br]S1(3,2)-> (12)(3), (13)(2), (23)(1), [br]S1(3,3)-> (1)(2)(3), [br]S1(4,1)-> (1234), (1243), (1324), (1342), (1423), (1432), [br]S1(4,2)-> (123)(4), (132)(4), (412)(3), (142)(3), (43)(12), (413)(2), (42)(13), (143)(2), (41)(23), (423)(1), (243)(1), [br]S1(4,3)-> (12)(3)(4), (13)(2)(4), (14)(2)(3), (23)(1)(4), (24)(1)(3), (34)(1)(2), [br]S1(4,4)-> (1)(2)(3)(4), [/b]

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