連続型の確率変数

ある農園で収穫された1000個のみかんの重さを測定し,相対度数を求めた表が表示されています.[br]みかんの重さは連続的な値を取ります.階級の個数を増やすとどのようなことが分かるでしょうか?
[b]質問1[/b][br]90gから100gのミカンの割合を求めるにはどうすればいいでしょうか?[br]なお,階級の個数を増やしたヒストグラムで考えてください.
質問2[br]相対度数は全体のデータに対する割合を表しますが,データの個数が十分に大きい場合,相対度数は確率として解釈できます.[br]この農園のミカンを1個取ったときに,それが90gから100gである確率はどのように求めたらいいでしょうか?[br]簡単のためにヒストグラム全体の面積を1とします.
連続的なものを足し合わせて面積を求める際に使う記号がインテグラル(∫)です.この記号は,連続的な値の総和を表し,面積を計算する際に使います.ヒストグラムの全体の面積が1であるとすると,例えば,相対度数の折れ線グラフを関数[math]f(x)[/math] と定義し,90gから100gの範囲の確率を求めるためには,以下のように表記します:[br][math]P\left(90g≤X≤100g\right)= \int_{90}^{100} f(x) \, dx[/math][br] これにより,ヒストグラムのその範囲の面積を計算し,その面積が確率を表すことがわかります.
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