上のグラフは、[math]y=a\left(x-p\right)^2+p[/math] の [math]\left(s\le x\le t\right)[/math] での y の最大値・最小値を求めるのに活用してほしい。[br]以前学習したようにa,p,qの値が変化すればグラフが変化し、s,tの値が変化すれば、定義域(xの変域)が変化する。[br][br] 紫の斜線で表された領域が定義域となる。当然グラフは定義域内の点Aから点bまでの青線部分となる。このグラフの値域を求めることでyの最大値・最小値がわかる。[br]一般的に最大値・最小値を示す表現は以下のようになる。実際のグラフを見て最大値・最小値を確認してみよう。[br][br]例『2次関数[math]y=\left(x-1\right)^2-3 \left(-1\le x\le2\right)[/math]において[br]x=-1のとき最大値は1,x=1のとき最小値は-3である』[br][br] 大事なポイントは2次関数のグラフの軸(あるいは頂点のx座標)が定義域内にあるかどうかで最小値・最大値に対する考え方が変わることである。[br][br]〈操作説明〉[br] 左端の5つのバーの上にそれぞれある黒い点を動かすことでa,p,q,s,tの値を変化させることができる。動かせる幅が狭いのは、それ以外の場合は自分で紙に書いて考えて欲しいから。