正規分布の確率を求める(コマンド)

正規分布の確率を求めましょう.[br][url=https://geogebra.github.io/docs/manual/ja/commands/Normal/]Normalコマンド[/url]を使います.[br][i][b]Normal( <平均>, <標準偏差>, <変数値>, <累積の真偽値> )[/b][/i][br]与えられたパラメータ([i]平均[/i] と [i]標準偏差[/i])の [url=https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%88%86%E5%B8%83]正規分布[/url]について, [i]累積の真偽値[/i] が [i]true[/i] の場合は [i]変数値[/i] での 累積分布関数(cdf)の値を,[i]false[/i] の場合は [i]変数値[/i] での確率密度関数(pdf)の値を返す.[br][br]下の部分 標準正規分布で P( Z≦1 ) の確率は [i][b]Normal(0,1,1,true) [/b][/i] と入力バーに入力します.
確率変数が N(0,1) に従うとき,次の確率を求めましょう.[br](1) [i]P[/i]( [i]Z[/i] ≦ -1 )[br](2) [i]P[/i]( 2 ≦ [i]Z[/i] )[br](3) [i]P[/i]( -2 ≦ [i]Z [/i]≦ -1 )
Normal コマンドの逆関数として [url=https://geogebra.github.io/docs/manual/ja/commands/InverseNormal/]InverseNormal [/url]コマンドがあります.[br][br][i][b]InverseNormal( <平均>, <標準偏差>, <確率> )[/b][/i][br][table][tr][td]正規分布曲線の下側で,左側の面積が与えられた確率と等しくなるような [i]x[/i] の値を返す.[/td][/tr][/table][br]例 [code]InverseNormal(50, 2, 0.9)[/code][br] は,平均 50,標準偏差 2 の正規分布の 90 パーセンタイルにあたる数値 52.56 を返す.
まとめの問題
ある県における高校2年生の女子の身長が,平均158 cm,標準偏差が 6cm の正規分布に従うものとします.[br](1) 身長が 155 cm以下の生徒は,約何%ですか?[br](2) 身長が 165 cm以上の生徒は,約何%ですか?[br](3) 身長が 154 cm以上 160cm 以下の生徒は,約何%ですか?[br](4) 身長の低い方から4%の中にはいるのは,何cm 以下の生徒ですか.[br] (最も大きい整数値で答えてください)
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