次の連立一次方程式は、ベクトル[math]\binom{x}{y}[/math]をベクトル[math]\binom{u}{v}[/math]に変える行列A=([math]\begin{matrix}ab\\cd\end{matrix}[/math])の変換と見ることができる。[br]|ax+by=u[br]|cx+dy=v[br][br]これは表現の問題だが、この表現がなかなか威力を発揮する。[br](1) G=[math]\binom{x}{y}[/math]からH=[math]\binom{u}{v}[/math]を求めるのが青の点。[br](2) 逆に、D=[math]\binom{u}{v}[/math]からE=[math]\binom{x}{y}[/math]を求めるのが赤の点。これは連立方程式の解なので、直線の交点E。[br][br]行列の数値はC,Bで変えることができる。[br]このアイディアは、[url=https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%AF%85]森毅[/url]さんの本を見ていて成程と感心したもの。[br]これだと、連立方程式から行列へすぐに移行できる。[br]さらに、連立方程式を行列を使って解くことができる。[br]
一次変換(連立一次方程式による変換)は[br]ベクトル[math]\binom{x}{y}[/math]→ベクトル[math]\binom{u}{v}[/math]であり、つまるところ座標軸を変換するということ。[br][br]元のxy座標軸は右クリックでグリッドを消すことができる。[br]