三角関数の公式
1. 三角関数のグラフ
2. 加法定理を導く
3. 正弦定理
4. 余弦定理
5. ヘロンの公式
Bunryu Kamimura, 21. 3. 2017
三角関数の公式は、図を使って三角関数を使いながら、その考え方に慣れるのが一番いい。 そして、自分で作図をしながら、作りだしていくのが一番いい。 その手助けのためのアプレット。いずれにしても自分で作ってみてください。 さて、ギリシャの天文学者ヒッパルコス(BC160~125)は天文に用いるために三角法を作りました。 60進法を導入したり、正弦表も作成しました。 それらの成果はイスラムで発展し、後にヨーロッパへ入ったのが三角法の歴史です。
三角法は直角三角形に関する計算方法です。 だからピタゴラスの定理とは切っても切れない関係があります。
sin(x+y)はどのように展開されるか。 それが加法定理です。 ここではピタゴラスの定理だけでなく、プトレミーの定理も使って導きます。 もちろんcos(x+y)やtan(x+y)についても考えましょう。
とてもシンプルできれいな定理です。 円周角の定理から導けます。 応用を一つ。
簡単に導けるのに、とても応用が広い定理です。 そして、何よりもいろいろな表現の仕方が浮かんできます。 自分で作成してみましょう。
ヘロンの公式を三角関数の公式を使って導きます。 この公式を使えるようになるには、公式を作ることが一番の近道です。