メネラウスの定理

この定理が、一直線上に点が並ぶ定理のはしごです。[br]証明はABに平行な補助線と比を使ってできます。[br]とても応用が広い定理です。[br]この定理は、チェバの定理やパスカルの定理へとつながっていきます。[br]また、極線を作りだす原理です。[br]調和共役点(内分点と外分点)を求めると、[br]一直線上に並ぶ3組の点から新たに3本の直線ができます。[br]また、チェバの定理も現れてきます。

円の極と極線の調和点列の証明

下のナビゲーションを順番にクリックしてみよう。「接点・極・接点・極線」と「頂点・極・頂点・極線」の間に内分と外分関係がある。これを斜めの平面に射影すると、円は楕円になるが、その他の関係は変わらない。

ポンスレの定理楕円

円で成り立ったことは、楕円でも成り立つ。[br]でも、今度は三角形ではなく・・・[br][br]さらに向かい合う辺を延長してみよう。[br]その交点は何を示しているのだろうか?

極線上の点の極線

内心を極とする極線(赤)上の点Kの極線NMの包絡線は楕円(ピンク)を描く。つまり、極Kの極線はこの楕円に接する。赤い極線とピンクの楕円が対応しているように思われる。
気がついたこと
極線上の点の極線は内接楕円に接する。[br]そして、この内接楕円のパスカルの直線は極線になる。[br]パスカルの定理やパハップスの定理によって、内接二次曲線ができることが証明できる。[br]

三角形の極線と内接二次曲線と極の関係

「三角形の極線上の点を極とする極線は、元の内接円錐曲線に接する」ことを証明するためにD極線上の点Tを極とする内接円錐曲線(双曲線)を作図して考察する。この時、極の性質により、Dの極線とTの作る円錐極線の交点の接線はKで交わる。

三角形の極線におけるポンスレの定理

「三角形の極線上の点の極線はその極線の極が作る内接円錐曲線に接する」一方、ポンスレの定理は「円の極線上の点の極線は極を通る」だから、極が円錐曲線になったもの。したがって、Dの極線とTの極線の交点Zの極線はⅮとTの円錐曲線に接する。Zの極線とTの極線の交点Rの極線はZとTの円錐曲線に接する。

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