これは、アレクサンドリアの図書館(ムセイオン)を中心とした学問に関わった人たちの業績を「ユークリッドの幾何学」と総称したものである。
ユークリッドの幾何学原論をベースに、アルキメデス、アポロニウス、エラトステネスなどが出た。
これを前期アレクサンドリア学派という。
メネラウス、ヘロン、パップス、ディオファントスは後期アレクサンドリア学派の人々である。
彼らの幾何学は宇宙を対象にしたスケールの大きなものであった。
地球の上に立ちながら地球をその外の点(アルキメデスの点)から眺めることができるようになった。